マーケティング検定とは?ライターにおすすめ?3級の勉強法と参考書を紹介

マーケティング

こんにちは。ランです。

この記事では、特にマーケティングを学んだことのなかったフリーライターの私がどのようにして内閣府認定「マーケティング検定」の3級に合格したかについてご説明します。

また、「マーケティング検定って何?」という方のために、検定そのものについてと勉強するメリット・デメリットについても解説します。

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マーケティング検定とは?

内閣府認定「マーケティング検定」とは、公益社団法人日本マーケティング協会主催のマーケティング能力を測定するための試験です。試験方式として「CBT(Computer Based Testing)」を採用しており、都合の良い場所と時間を選んで、全国各地のテストセンターで受験することができます。

公益社団法人 日本マーケティング協会

3級から1級まであり、日本マーケティング協会のサイトによると3級は下記のような人におすすめとされています。

  • マーケティングの基礎を習得することで、自身や会社の業務成果を高めたい。
  • 直感や曖昧な判断に頼るのではなく、確固としたビジネスセオリーを身につけたい。
  • 資格を取ることで、就職・転職・昇進・異動・起業などのキャリアアップにつなげたい。
公益社団法人 日本マーケティング協会

3級試験の受験料は2024年4月時点で税込6,600円です。
日本マーケティング協会会員社、学生は割引が適用されます。

ライターにおすすめ?勉強した理由

本業がライターである私がなぜマーケティング検定3級を取ろうと思ったか、主な理由は以下のふたつです。

  • マーケターと仕事をする機会があり、共通言語としてマーケティングの知識が欲しかった
  • ライターの業務にも役に立つと考えた

①については、以前とある企業の広報業務を一部委託されていたころ、その企業の商材を広めていくにあたり、マーケティング歴ウン十年という業務委託メンバーの方と頻繁にミーティングをする機会がありました。

やり取りを重ねるなかで、「私がマーケティングの基本的な考え方や用語をもっと知っていればより深い話ができそうだな…」と感じることが多く、勉強したいと思いました。

ただ勉強するだけでは性格上だれてしまいそうだったので、検定の合格を目標にしました。

また、②で書いた通り、ライターの仕事をしているとWebマーケティングの話に接することがよくあります。マーケティングはWebサイトに人を呼び込むうえで欠かせない知識だからです。

Webサイトの目的はECサイトなら商材を売ること、キャリアサイトなら採用候補者に応募してもらうことなど様々ですが、Webライターは執筆した記事(コンテンツ)でその行動を促したり、サイトや運営企業の価値を高めたりする必要があります。

「コンテンツマーケティング」という言葉もあるように、ライターの仕事をするうえでマーケティングの知識はとても役に立つのでは、と考えました。

とはいえ初心者中の初心者なので、まずは基礎知識を身につけようと思い、3級の勉強を始めました。

【メリット】勉強してよかったこと

  • マーケティングの基本的な考え方を知ることができた
  • 基礎的な用語が分かるようになった
  • ライターの仕事をする際、マーケティングの基礎知識があると喜んでもらえる

マーケティング検定3級の試験で問われるのは基礎知識です。
そのため参考書や問題集で、基本的な考え方や用語を勉強しました。

この勉強を通してマーケティングの基盤となる様々な考え方や用語を知ることができ、先述のマーケターの方と話す際の「共通言語」にもなりました。

基本的な考え方や用語を共有していたほうが会話がスムーズになりますし、その分深い話に時間をつかえて有意義ですよね。

また、ライターの仕事をする際、クライアント様と記事について打ち合わせをすることがあります。
その際にマーケティングの知識を活用して意見を述べると、「ポイントをおさえている」と喜んでいただけることが多いです。

【デメリット】3級って意味あるの?

あえてデメリットを挙げるとすれば…

  • 3級自体は実践的ではない
  • 検定の知名度がそこまで高くない

①について。3級は「基礎を習得する」ことを目的としています。
そのため、「こんなときどうしますか?」といった実践的な面より「〇〇は次のうちどれですか?」という知識問題が問われます。

ただ、3級の勉強を通して身につけた知識を仕事などで実践できますし、応用を学びたい人は3級から2級、1級とステップアップしていくこともできます。

Webマーケティングツールの使い方など、早く実務を学びたい人もいるかもしれません。
しかし、基盤となる考え方を理解せず一足飛びに実用的なスキルを求めてしまうと、結局は「なぜそれをしているのか」が分からないまま作業することになってしまいます。

それはちょっとつらいですよね…。

2つ目は検定の知名度がそこまで高くないところです。
正直、TOEICやFPほど有名な資格とは言えません。

一方、知名度のある資格を取ることより、知識を身につけることのほうが大切だとも言えます。

【勉強法】参考書と問題集を往復

私が使った参考書と問題集は協会公式の2冊です!

【参考書】

ベーシック・マーケティング(第2版) [ (公社)日本マーケティング協会 ]

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感想(1件)

【問題集】

内閣府認定 マーケティング検定 3 級試験 公式問題集&解説 2024年ー2025年度版 [ 河野安彦 ]

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感想(0件)

 

具体的には次の順番で勉強しました。

  • 参考書を読む
  • 問題集を解く→間違えたところ+自信のなかったところにマークをつける
  • 参考書で②でマークをつけたところに該当する箇所を読み直す
  • マークがついている問題を解き直す→身についたと思ったら印を消す
  • ③→④をもう一度。→この時期にテストを予約
  • マークがついていない問題を解き、印をつける
  • ③→④を試験日まで繰り返す。マークが全部消えるのが理想!

①ではダラダラ読むのではなく、ややこしいと感じた箇所はノートにメモを取りながら読んでいました。

②で間違ったところだけではなく自信がなかったところにもマークをつけるのは、勉強中はまぐれで当たっても、試験で間違えてしまうという事態を防ぐためです。

私は単純にチェックマーク✓をつけていましたが、「問題集をきれいに使いたい!」という方はノートにメモをしておくのもいいと思います。

⑤の時期にテストを予約したのは、中だるみを防ぎたかったから。先が見えたことで改めてやる気になりました。確か一~二カ月先のテストを申し込みました。

⑥ではマークがついていない問題をあえて解き直しました。
最初に読んでなんとなく覚えた事柄は、この時点で忘れてしまっている可能性が高いためです。

この方法だと、マークを消すたびに小さな達成感を味わえます。
また自分の穴を徹底的につぶすことで試験に対する自信にもなります。おすすめです!

【まとめ】こんな人におすすめ!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

マーケティング検定3級は、私のようにマーケティングを専門的に勉強したことのない方にとてもおすすめの検定です。

基礎から学びたい方はぜひチャレンジしてみてください。応援しています!

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